タイムレコーダーアプリって?メリットデメリットと選び方


タイムレコーダーアプリのメリットデメリット

勤怠管理というと、会社に出社してタイムレコーダーに打刻するというのが一般的でしたが、今では働き方が多様化していることから、タイムレコーダーアプリを導入する企業が増えています。タイムレコーダーアプリは、直行直帰で仕事をする人が多い場合にメリットがあります。外回りの方も出勤退勤時に会社に行き、打刻することを規定している企業もあるようですが、タイムレコーダーアプリを利用すると従業員の満足度を上げることができます。タイムレコーダーアプリのデメリットは、アプリを入れるデバイスに依存するところが多い点にあります。機種によってはうまく動かなかったり、定期的にOSをアップデートする必要も生じます。また、GPS機能がないと位置情報の取得ができないため、不正の発見が困難になります。

タイムレコーダーアプリの選び方

様々な働き方に対応できるタイムレコーダーアプリですが、導入する場合には、そもそもタイムレコーダーアプリが必要かどうかを含め、慎重に選ぶことが必要です。まず大切なのが、会社の働き方や勤務形態にマッチしているかどうかをチェックすることです。例えば、出社から退社までの時間を社内で過ごす工場と、顧客先に出向くことが多いコンサルティング会社では、勤怠管理の方法が異なるはずです。前者は従来の打刻式のタイムレコーダーでも十分かも知れず、後者はタイムレコーダーアプリを導入すると勤怠管理が楽になるかもしれません。また、費用面でも検討が必要です。無料のタイムレコーダーアプリであっても管理する人数が増えると課金額が発生したり、使いたいオプションが高額である場合もあります。

タイムレコーダーはイギリスではクロックカードマシーンとも呼ばれており、時刻を計測できる特性を活かして勤怠管理などに利用されています。