こんなものまで作れるの!?電気製品の自作と実例


電気製品は自作できます!

家電量販店などで買うのが一般的な電気製品ですが、実は誰でも自作できます。最近ではホームセンターや電気店で多種多様なパーツを揃えることができるので、設計図通りに組み立てれば電気製品が完成します。中には、設計図から自分で引いている人もいます。電気製品を自作するメリットは、自分の部屋に合った大きさやデザインのものを作れることです。標準装備の機能だけでなく、よく使う機能を搭載することもできます。高価な製品なら、自作することで安く手に入ります。デメリットは、自作の家電気製品は故障しやすいことです。故障すると自分で直すしかありません。初心者なら、自作キットなどの簡単なものから試すとよいでしょう。オーダーメイドで制作してもらうことも可能です。

実際どんな電気製品を作っているの?

電気製品を自作しているエンジニアの、動機の第1位は「ついやってみたくて」です。アクアリウムの照明や車の速度計、精米機まで作ってしまった人もいます。Aさんはトイレの自動照明装置を作りました。既製品はとても高かったからです。会社にある部品を使えば、できそうだったこともあります。熱感知センサーをトイレに取りつけ人の熱で点灯、熱を感知しなくなって1分後に消灯するようにしましたが、季節や動きの速さで変化するセンサーの応答速度を調整するのが難しかったそうです。お菓子の缶に装置を入れたため見た目がやぼったく、家族からも同様の感想をもらいました。Bさんが作ったのは、人が通ると点灯するインテリア照明です。屋外用センサーライトの、赤外線センサーを利用して作りました。家族は無反応ですが、苦情がないのは喜んでいる証拠だそうです。

はんだ付けに慣れたベテラン技術者がプリント基板実装をすれば、通電して一発で動作させることも可能です。